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フッ化ホウ素処理 B-Free F


原理

フッ化ホウ素BF4は、フッ化物イオンと異なり、難溶性の沈殿として除去することが困難であり、処理が難しいと言われています。
一般的には、BF4をフッ化物とほう酸塩へ分解し、その後それぞれを処理します。

BF4とフッ化物イオンは処理方式が異なるため、最適なBF4処理条件を決定するためにはBF4濃度自体を計測することが重要です。しかし、BF4濃度を計測することは難しいとされてきました。
当社システムではBF4濃度をリアルタイムに計測し、
計測値に基づいてBF4分解剤投入量を最適化します。

特徴

BF4-を10mg/Lまで処理可能
バッチ反応の場合反応時間は約30分以内
BF4分解剤使用量が最小

適用事例/検討事例

ガラスエッチング廃液処理

ガラスエッチング廃液処理

ガラスエッチング廃液の検討事例です。
フッ化物イオンとBF4が含まれています。
お客様設備でフッ化物イオン除去後、BF4分解(B-Free F)を行い、最終的にフッ化物イオンを5mg/L、BF4を10mg/L程度まで除去します。
工程の大半をお客様既設設備を転用して行います。